コミケでの3日間が終わり、帰りに先輩のパフォーマンスに遭遇しました。
普通にお客さんとして見てしまい、すっごいかっこよくて、技の難易度だけでなく、細かなところまで気を使ってポーズをとっていて、本当に凄いなぁーと、心から感動しました。
終わったあとでお話しする時間を頂いて、近況報告などを。
その話の流れで年齢を伺ったら、僕とちょうど一回り違いました。
あと12年経っても、あんなに綺麗でかっこいい演技が出来るかと思うと、わくわくします。
その先輩は倒立や綱渡りを主にやっている人で、先輩があんなにキレのある技が出来るなら、それよりも若い自分はもっともっと伸びるはず。
まだまだ行けます。
ローラーバランスの頂点を目指して、日々精進あるのみです。
大道芸人格安派遣-株式会社東京義賊
初めてコメントさせていただきます。
返信削除今年の6月の江ノ島で初めてTOMIさんの芸を見てびっくりしました!
観客にも丁寧に気を配っていて、とても楽しかったです!
ローラーバランスはテレビで何回か見たことあるんですが、5つのは初めて見た気がします。バランス感覚が壊滅的な自分としては感激モノでした!
自分は北海道在住なので中々見に行くことが出来ません。
また東京に旅行に行く時は是非とも見たいです!
ところで質問なのですが…
僕は趣味で競技ヨーヨーをやっているのですが、いざ人前でフリースタイルをやるとなると、手が浮ついてしまいます。
そこで、TOMIさんはメンタル面を落ち着けたい時はどうしていますか?
よろしければその方法なども教えてもらいたいです。
場数をこなすのが最良だとは思うのですが…
のぞきちさんへ
返信削除メンタル面を落ち着かせるというのは、非常に難しいことです。
私もコンテストや、フェスティバル、舞台などでは極度に緊張します。
方法としては
「音楽に集中する」
「観客の反応を美化する」
「技の一つ一つに気を配る」
等です。
「音楽に集中する」というのは、おそらく曲に合わせて構成を作っているでしょうから、曲に陶酔する事で、練習通りの手順を踏むことができます。技だけでなく、観客に見せるためのポーズや顔を上げるポイント、足の運びも練習に組み込んでおけばバッチリです。
ヨーヨーは手を使う競技ですが、手には体が付いていて、顔も顎も口も、ワンハンドでももう片方の手がありますし、足が二本もあります。
腰の位置や肩の上げ下げまで、全てに気を配る必要があります。
私はローラーバランスのプロですが、ローラーの技だけでなく、細かなところまで気を使って演技をしています。
素人とプロの差は、技だけを見せるのか、演技全体で魅せるのかにもあると思いますので、そういう意識で練習してください。
「観客の反応を美化する」
というのは、観客の反応は現場によって違い、地域性や属性によって盛り上がったり、イマイチだったりします。
僅かな拍手や身内の歓声でも、大声援がきたものと思い込んで演技を続けると、意外とそのあとの盛り上がりや、最終的なお客さんの満足度が違いますし、演者も最高に盛り上がっている(様な)状況なので、技も決まりやすくなると思います。
「技の一つ一つに気を配る」
というのは、道具のコントロールを確実に一つ一つ集中してクリアしていく事です。
ダブルハンドのループ系であっても、右手、左手、それぞれをしっかり意識できるはずです。
ループザループの連続で誤魔化してしまうのは、なんとなく手首の返しだけで続けられてしまうから、難易度の高い技が交互に登場する程度になってしまいます。
両手だから難しいのではなく、一つ一つに分解して処理するようにしましょう。
練習を積み重ねれば○○をやりながら△△をやるという事が最初はバラバラですが、一つの技に過ぎないという感覚になると思います。
冒頭で申し上げた体のラインや顔の角度まで、全てが技です。その一つ一つを練習して、バラバラの技として認識して、その後で複合させます。そうすれば、あれもこれもそれもとイッパイイッパイになることもなく、最終的に複合された技がたった一つの技になり、それを右から左へ処理していく流れになると思います。
そこまで来れば、音楽に集中したり、観客の反応を美化するという事が同時に出来る余裕が出来てきます。
頑張ってください!
私はヨーヨーの事は詳しくありませんが、金子隆也さん、Naotoさん等と仲良くしてもらっています。
悩んだときは現役で活動している先輩や仲間に相談してみれば、みんな優しいですから、きっと相談に乗ってくれると思いますよ♪
コメントを返していただきありがとうございます。
返信削除音楽に陶酔するというのは思いつきもしませんでした。
素人の私にもわかりやすいアドバイスで本当に嬉しいです。
これからもがんばって下さい!
応援しています!